School days

設定

世にも珍しいラクファイ中心の学パロです。出て来るキャラは圧倒的にラクファイが多めですが、一応ALLキャラです。話の構成上海外組の出番が多めで国内組の出番が少なめです。とある理由から最初はラクツくんがファイツちゃんに冷たく接していて、ファイツちゃんはそんな彼に苦手意識を抱いています。最初こそ見事に敬遠となっている2人ですが、最終的にはちゃんと関係を修復して後に相思相愛の関係になります。
ラクファイのみならず原作では絡んだことがないキャラ達も管理人の好みによって容赦なく絡ませますし、例によって捏造満載ですのでその点についてはご容赦ください。どれくらいで完結するか分からない上に不定期更新である今作ですが、読んでくださる方に少しでも楽しんでいただけることを目指して書いています。それでは管理人の自己解釈と捏造満載のキャラ設定を下記に置いておきますので、もし気になる方は読んでやってください。今はとりあえずラクツくんとファイツちゃんの2人だけですが、気分次第で増えるかもしれません。番外編のネタバレが多少あるのでご注意ください。

ラクツ
今作の主人公。5月4日産まれの17歳。血液型は原作では不明だが今作ではAB型としている。一人称はボクで、二人称はキミ、あなた、お前(ファイツのみ)。幼少時に感情豊かなファイツと出会い、何より家族からの愛情を受けて育ったおかげで原作のような感情欠落人間にはならなかった。
それでも感情をあまり表情に出さない上に大抵は眉間に皺を寄せているので、初対面の人間には怖い人だと思われがち。本編開始時の身長は170cm。利き腕は左だが同じくらい右も使える。父親であるハンサムと兄のブラックとの3人暮らし。母親は幼少時に病死している。剣道部所属。静かな場所を好み、学校では1人になれる確率が高い屋上で昼食を食べている。得意科目は体育と主要5教科全てで、特に数学を得意としている。苦手科目は特にないが、強いて挙げるなら家庭科での調理実習。成績は非常に良く学年トップクラス。趣味は読書と暇潰しも兼ねた勉強、将来の夢は警察官。
性格は至って真面目で冷静沈着。成績優秀で運動神経抜群、おまけに容姿端麗と三拍子揃ったまさに完璧超人。年齢の割に大人びている上に女子には比較的優しいので、ユキを筆頭とした多数の女子に非常にモテまくっている。告白された経験は数知れないが、ラクツ自身は未だに告白した経験はない。数多くの女子から誕生日とバレンタインデーに数多くのプレゼント(ほぼ全て菓子類)をもらっているが、数がかなり多いので毎年消費するのに一苦労している。
それでもその真面目さ故にホワイトデーにはもらった相手全員にきっちりとお返しを贈っていて、そんなところも女子の好感度を更に上げる要因となっていたりする。本人としては自分が女子にモテることについては関心がなく、それどころか実は内心で辟易しているわけなのだが、それでも基本的にはフェミニストなのでヒュウのように攻撃的になることはない。
幼馴染であるファイツに対してはとある理由から最初こそ冷たくしているが、実は無自覚ながらに恋心を抱いている。関係修復後は昔のように幼馴染として接するようになるのだけれど、同時に彼女への罪悪感と恋心で悩み苦しむことになる。他人の恋愛事情には鋭いが自分自身のこととなると案外鈍く、ファイツへの恋心に長い間気付かなかった。ちなみに肉食系でもなければ草食系でもない。
しかし複雑な事情故と何よりファイツが鈍感にも程がある性格をしている為に進展はいまいち振るわないでいる模様。他の女子には「くん」付けをするが、ファイツだけは幼馴染故と特別に想っていることから時と場合により名前を呼び捨てている。ある時期以降は呼び捨てがデフォルトとなるが、実は冷たくしていた頃から内心では呼び捨てていた。父親の性格が遺伝したのか一家揃って恋愛には非常に一途で、ラクツも例外ではなく想い人であるファイツ以外の女にはひとかけらの興味もない。例えどれ程の美女に言い寄られてもきっぱりと突っぱねることが出来るが、性欲がないわけではない。人並みにあるそれをただ1人だけ、つまりは想い人であるファイツだけに向けるタイプである。言いたいことは基本的にはっきりと言うが、彼女に対しては例外で中々言いたいことが言えずにいる。
自覚はないがファイツと話す時の声は通常時とは比べ物にならない程に優しくなるし、ファイツが絡むと途端に年相応の姿を見せる。嫉妬はしないタイプに見えるがそんなことはなく、内心では大いに嫉妬心を抱いている。口数は少ないがファイツへの愛情表現はきちんとするタイプで、口でも好きだと伝えるし状況によっては行動でも示す。
将来的にはずっと好きだったファイツと念願叶ってつき合うこととなり、互いに同意の上でついには一線を超える関係にまでなる。具体的な時期は大学2年の春。気が長い上に粘り強く、圧倒的に本能より理性の方が強いので自分の性的欲求をその意思により押し殺すことが出来る。手を繋ぐだけで初な反応を示すファイツを気遣って、中々手を出さなかった。
表面上は普段と変わらないように見えても実際は何も感じていないわけではなくただ内面に溜め込んでいるだけなので、我慢の限界を超えてしまうと途端に肉食系になり思うままに行動する節がある。基本的には非常に我慢強いのだが、溜めに溜め込んだ欲求を一度爆発させると満足するまで止まらないので場合によっては夜通しファイツをつき合わせることもある(将来的に、もちろん本人の同意を求めた上で)。それでもファイツのことを非常に大切に思っているので決して無理強いはせず、例え理性が飛んでしまっている場合でもちゃんと彼女を気遣うことが出来る。
好きなもの…和食全般、ファイツの手料理、苦みのあるコーヒー、静かな場所、黒色。
苦手なもの…甘い物全般(ファイツが作った菓子、特にクッキーは例外)、自分に言い寄って来る女性(ブルーも苦手、理由はことある毎に色々とからかわれるから)、雨。

ファイツ
今作のもう1人の主人公。9月16日産まれの17歳。血液型はB型。一人称はあたしで、二人称はあなた。本編開始時の身長は156cm、利き腕は右。両親とは別れて暮らしており、現在は従姉であるホワイトと2人暮らしをしていて彼女に溺愛されている。ファイツもホワイトを本当の姉のように思っており、彼女を「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。従姉ではあるが顔が非常によく似ており、しばしば姉妹と間違われる。部活には入っていない(もし入るとしたら料理部)。
成績は悪くはないがケアレスミスが多く、5教科の中では特に数学が苦手で平均点の半分以下の点数を取ることもある。しかし苦手教科を克服しようと日々努力している。得意科目は国語で、苦手科目は数学と体育。運動神経は鈍く、何かとドジを踏むこともある。趣味は料理で、将来の夢はまだ未定。
性格は素直で控えめで引っ込み思案。元々の性格に加えていじめを受けた過去が影響しているのか、原作よりおとなしい上に自分に自信がなくやたらと自己を卑下しがち。それに加えてかなりの恥ずかしがりやでよく顔が赤くなる。仲がいいワイやサファイアのことは「ちゃん」付けで呼ぶが、それ以外の女子には基本的に「さん」付けをする。告白した経験も告白された経験もないのだが、特にホワイトには散々「可愛い」とことある毎に言われている。しかし本人はその度に恥ずかしがり、「そんなことないよ」と否定している。
年齢の割に素直で純粋であり、抱いている感情がすぐ顔に表れる。年頃の女子らしく恋愛事には興味はあるが非常に鈍感で、Nへの恋心すらホワイトに指摘されるまで気付かなかった程。非常に草食的で、遠くから好きな人の姿を見つめるだけで満足してしまうタイプでもある為ワイやサファイアによく焚き付けられている。宝物であるNの写真入りのペンダントを首から下げているのだが、実際に本人の目を見て話すと数秒経たないうちに顔が真っ赤になる。
幼馴染であるラクツには最初こそ苦手意識を抱いておりあからさまに避けてすらいたのだが、関係修復後は以前のように大切な幼馴染として接するようになる。月日が経つにつれてラクツへ抱く感情が幼馴染としてのものから異性のものへと緩やかに変化していくことになるのだが、本人がものすごく鈍い為自分の感情に中々気付けないでいる。ラクツからは時折呼び捨てで呼ばれることもあるが、ファイツの方は彼を昔から「ラクツくん」と呼んでいる。誰に対しても呼び捨てが出来ないタイプである。
ファイツもまた恋愛には一途であるが故に、Nへの自覚済みの気持ちとラクツへの無自覚の気持ちで悩み苦しむことになる。何しろラクツがモテまくる為によく嫉妬をすることになるのだが、その気持ちが不特定多数の女子に妬みの形で向くことはない。ことある毎に自分に魅力がないからだと思っているが、周りからはそう思われていない。ラクツへの愛情表現は恥ずかしがりや故に頻繁にはしないが、その割には大胆に抱き付くこともある。どちらかといえば口より行動で示すタイプ。
将来的にラクツとつき合うことになり、大学2年の春に彼と一線を超える関係になる。しかしあちら方面については、興味はそれなりにあるものの肝心の知識はまるでない。しかし、時折無自覚でラクツを誘惑するので知らず知らずのうちに彼を振り回している。ガードが固い割には一度気を許すと途端に無防備になる節があり、信頼しているラクツには特にそれが顕著な為に彼の前では薄着でいることもしばしばである。それを心配されると同時に、質が悪いとラクツに内心で思われているが本人はそれを知らない。
年齢の割には非常に初である為、手を繋ぐのにすら慣れるまでにかなりの時間がかかってしまう程。ファイツ本人は自分を子供っぽい女だと思っているのだが、ラクツにしてみれば全然そんなことはないのでその点においてはよくすれ違いを起こしている。初で奥手で知識もないがやたらと反応は良く、普段とのギャップも相まってラクツを更に夢中にさせていたりする。しかし体力が然程あるわけでもない上に偶然にも相性がかなり良かった為、ラクツによってほぼ毎回気絶させられている。目覚めると決まって恥ずかしがり、ラクツとすぐには顔を合わせようとしないが結局折れるのがお決まりとなっている。
好きなもの…甘い物全般(特にパフェ)、砂糖と牛乳が多めのミルクティー、桃、静かな場所、青色、桜。
苦手なもの…辛い物全般、同年代の男子(何となく苦手、関係修復後のラクツは例外)、人に注目されることと目立つこと、絶叫系の乗り物、お化けや妖怪等ホラー系の物全般、暗い場所、嘘や隠し事。