その先の物語

設定

ラクツ
物語開始時は14歳。冷静沈着で真面目な性格。善悪が理解出来ないことや碌に食事も睡眠も取らずに職務を遂行する等、どこか人間離れしている点は2年経っても何ら変わることがなかった。幼少期の頃から特殊な環境に身を置いていた為に感情を理解出来ずにいたが、ファイツと再会したことによって徐々に人間らしさを取り戻していく。
割と早い段階でファイツに惹かれるのだが、元々仕事人間である上にこういう事柄に関してはむしろ普通の人間より鈍い為、自分がファイツに対して恋愛感情を抱いていることに気付くのは相当後になる予定。三作品の中で最も精神不安定であり、よく嫉妬をする。
基本的に物事に対して執着が薄い反動なのか、ファイツが自分にとって唯一無二の存在だと自覚してからは、やや行き過ぎな程に気を配るようになる。他の異性には微塵も興味はなく、ファイツを一途に想う。しかし自分から積極的に距離を詰める気は更々ない為に、周囲(主にヒュウ)をやきもきさせている。

好きなもの…特になし→ファイツの手料理。
嫌いなもの…煩わしいもの、面倒事、任務に支障のある事柄全般、甘過ぎる物。

ファイツ
ラクツと同じく物語開始時は14歳。素直で頑張り屋であり、ややおとなしい性格。何事にも一生懸命だが、同時におっちょこちょいな点は相変わらず。ポケウッドの女優として、日々を忙しく過ごす。ホワイトには妹のように思われていて、ファイツの方も彼女を慕っている。
ラクツのことは再会した当初こそよく分からない人だと思っていたが、彼と接するうちにその認識を改めるようになる。ラクツに対しての苦手意識は完全に消え失せているものの、過去に利用されていたことが本人も気付かないところで深いトラウマになっている。その為、彼から恋愛感情を向けられているという思考にどうしてもなれず、時折周囲を呆れさせる程の鈍さを見せる。(chapter・blackのみ)

好きなもの…甘い物全般(特にパフェ)、青色、グラシデアの花、ダケちゃん、可愛い物。
嫌いなもの…モンスターボール、辛い物全般。